11/16 Plone研究会 Accessibility分科会 議事録メモ

by CielSerein last modified 2006-03-05 12:27 AM

11/16の議事録代わりのメモです。 参加者:山崎さん 島田さん 林さん 永井さん 森野さん 安田(記録、世話人)

はじめに、アクセシビリティ対応の範囲?:

以下にあげる「Ploneサイト」の対象は、管理画面は含まず、annonymous user 向けの公開画面としたいと思います。
管理画面への適用にはまた別の視点での調査が必要と考え、現状では手に余るという判断です。

Ploneデフォルトスキンのアクセシビリティ対応度:

島田さんにPloneのデフォルトスキンを調査をしていただきました。(ありがとうございます!!)
結果、「リーダーに読ませてもほぼ9割がた大丈夫」とのこと。
リーダーに対応する、と考えたうえでの残り10%は、
1) altをきちんとつける
2) カレンダーのマークアップをきちんとする
3) 日付の表記方法

※たとえ上記をやっても100%ということはないとは思いますが、目安として。

なお、「リーダーに読ませる」という観点では問題がないが、外部リンクを表す地球のアイコンは意味があいまいで、ユーザビリティ的に問題があるので、結果としてアクセシビリティを下げることになる、という意見をいただきました。

永井さんのデモ:

ホームページリーダーが正しく読み上げない言葉の読みを適正化するための仕組みを試験的に永井さんが作成されています。これをデモしてくださいました。
ページ表示の際に外部の辞書を参照して、問題のある部分を置き換えてブラウザ(リーダー)に送る、という仕組みのようです。
日付(2005/11/25や 2005.11.25など)の読み替えなどに有効かもしれません。

カレンダーのマークアップの調査:

PloneのデフォルトスキンではカレンダーPortletのマークアップが正しく行われていない。この部分を調査しました。
そのままリーダーに読ませると、数字の羅列になってしまい、非常にわかりにくいのですが、曜日の行の<td>を<th>に置き換えるだけでも、週が変わるたびに「月 15 火 16 ...」という形で曜日と日付の対応づけができるようになります。

ゴールと成果物の再定義:

現状をふまえ、当面の(ステップ1の)ゴールと成果物を検討しました。

ゴール(その1):

  • 「音声利用者向けPloneサイトの構築」
    対象は「IBM Homepage Reader 3.04のユーザー」と定義します。

※クライアントソフトを限定してしまうと狭いように感じますが、リーダーの7割近くのシェアを持っている点と、音声リーダーに対応することによる副次的な効果でかなり多くのユーザーのアクセシビリティをあげられると考えています。

成果物:

  • サンプルサイトの作成
  • サイト構築ガイド(構築手順のドキュメント)

※現状、「90%はOK」と考えられるので、サイトを作りながら「ここがよいところなので、カスタマイズの際にここは残しなさい」という注意点をピックアップしていく、というガイドを作成することになると考えています。
たとえば、Ploneは何も変更しなければナビゲーションをスキップするためのショートカット(スキップリンク)が実装されています。このような部分のピックアップです。

ガイドライン:

(未定、というか結論出ず。範囲限定でJISに準拠、などが考えられる)

検証の方法:

  • ソースコードレベルでのエラーがないこと。(HTMLLintなどを利用する)
  • 実際にリーダーで読み上げて問題がないことを確認する。(IBM Homepage Reader 3.04を利用する)

ステップ1目標:

1月中に成果物のリリース。

今後の進め方:

参加者各位のお時間が許す範囲で、下記について実現のためにはどうしたらいいか?を調べていただき、アイデアを持ち寄れれば、と思っています。

  1. 1) altをきちんとつける
    ちょっと漠然としていますが、以下のようなことを見ておけばよいと思います。
    ・デフォルトスキンで各画像にaltがどのようにつけられているのか。
    ・画像を含むコンテンツをアップする際に、altタグはどのようにつけられるか。
  2. 2) カレンダーのマークアップをきちんとする
    ・カレンダーポートレットのどの部分を変更するべきか。
  3. 3) 日付の表記方法
    ・日付の表記方法をリーダーが読めるように変更することは可能か?
    ・もし可能ならどのような方法があるか?

その他:

なお、ゴール(その2)として、「高齢者にやさしいサイトの構築」を次のステップとして考えたいと思います。

以上、です。